伊藤美誠、愛との“あいみまペア” 宿敵中国撃破で手応えつかんだ

[ 2015年10月27日 18:08 ]

ポーランドから帰国した卓球女子の伊藤美誠

 卓球女子でリオデジャネイロ五輪団体戦代表候補の伊藤美誠(15=スターツ)が27日、ワールドツアーのポーランド・オープンの日程を終え、羽田着の航空機で帰国した。五輪に向けてダブルスでは福原愛(26=ANA)との新ペアを結成。初戦となった1回戦で対戦した中国ペアから1勝を挙げ「(福原と組む)緊張よりも、中国選手に思いっきりやらなきゃという気持ちの方が大きかった」とはにかんだ。

 同じ戦型の2人だが、球の変化やタイミングが違うため「相手が狂ってた。やりづらそうだった」とニンマリ。宿敵中国相手に手応えをつかんだ。ダブルスを戦う上で重要なのは意思疎通。「先輩だけど、話せないとダブルスじゃなくなる。お互いの意見を言い合って、試合に臨んでいきたい」と積極的に交流する意向を示した。11月の同スウェーデン・オープンでは石川佳純(22=全農)とダブルスを組む予定。

 遠征中に15歳となった伊藤は「現地ではまだ21日になってないのに、日本から連絡が来たりして、誕生日なのか誕生日じゃないのかよく分からなかった」と苦笑い。昨年の誕生日は中南米のバルバドスで迎えたといい「もう二度とないですよね」と貴重な経験に目を丸くしていた。

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2015年10月27日のニュース