アルゼンチン　マラドーナ氏の応援届かず…初の決勝進出ならず

アルゼンチンを応援するマラドーナ氏（ＡＰ）

ラグビーＷ杯イングランド大会 アルゼンチン１５―２９オーストラリア

（10月25日 ロンドン・トゥイッケナム）
　アルゼンチンは同国サッカー界の英雄マラドーナ氏の応援も実らず、初の決勝進出はお預け。

　ウルカデ監督は「最後まで戦った選手を誇りに思う。トライが一つでも奪えれば展開が変わっただろう」と悔しがった。開始早々、得点源としてチームを引っ張ったＳＯサンチェスのパスをインターセプトされてトライを許すなど、序盤はミスが多発。

　後半は一時７点差まで迫ったが、終盤のトライで突き放された。５ＰＧを決めたサンチェスは「３位決定戦にこの悔しさをぶつけたい」と気持ちの切り替えを図っていた。