“ひねり王子”圧巻の床!初代表の萱もあん馬で高得点

[ 2015年10月27日 05:30 ]

床の演技をする白井(AP)

体操世界選手権第4日

(10月26日 英国・グラスゴー)
 “ひねり王子”が逆境で燃えた。白井が得意の床運動で大技の「リ・ジョンソン」を決め、圧巻の16.100点をマーク。早坂がミスを重ねた上、自身の前に演技した内村がまさかのアクシデントに見舞われたが、「ここでやったら、みんな助かるだろうな、と逆にモチベーションに変えた」と振り返った。

 白井と同じ大学1年生で初代表の萱(かや)は、全6種目で安定感抜群の演技を披露。床運動の次の種目のあん馬では、15.300点の高得点を叩き出した。「床の最後で(白井)健三が決めてくれて僕が仕事をする番だと思っていた。健三が気持ちを強くさせてくれた」と振り返った。若手コンビの活躍に、内村も「健三と(萱)和磨に助けられた。やっぱり若さはいいなと感じた」と話していた。

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