美香24位後退 悪天候に悪戦苦闘「グリーンが急に重くなった」

[ 2015年10月25日 05:30 ]

第3ラウンド、10番でティーショットを放つ宮里美香

USLPGAツアー台湾選手権第3日

(10月24日 台湾・台北 美麗華クラブ=6766ヤード、パー72)
 16位から出た宮里美香(26=NTTぷらら)は1バーディー、2ボギーの73とスコアを落とし、74の野村敏京(22=フリー)とともに通算イーブンパー、216で24位に後退した。73だった横峯さくら(29=エプソン)は通算1オーバーの33位、75の宮里藍(30=サントリー)は通算8オーバーの63位だった。リディア・コ(18=ニュージーランド)が通算13アンダーに伸ばし、2位に4打差をつけて首位に立った。

 気まぐれな風が吹き、雨が降ったりやんだりのコースで宮里美は苦しんだ。バーディーは12番だけ。2日連続でスコアを落とし「途中でグリーンが急に重くなった。ラウンド中に(パットの)強弱を変えるのは難しいこと」と、もどかしそうだった。

 次週は休養し、日米両ツアーを兼ねるTOTOジャパンクラシック(11月6日開幕・三重県)に備える予定。「日曜日は気持ち良く終わって、日本に帰りたい」と話した。

 ▼33位・横峯 凄くもったいないですね。気持ちの切り替えができていなかったかも。一つでも戻せるようにしたい。

 ▼63位・宮里藍 グリーンが重く、しっかり打っても届かないのがあった。今は良くなりかけている途中で、その時が来るのをじっと待っている感じ。最終日はアンダーパーで回りたい。(1バーディー、2ボギー、1ダブルボギー)

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