勝みなみを悩ませる“イップス”「教科書を開こうとすると手が…」

[ 2015年10月24日 11:00 ]

勝みなみの“悩み”はゴルフよりも勉強!?

 あまり表沙汰にはなっていないが、女子ゴルフの勝みなみ(17=鹿児島高2年)が「イップス」に苦しんでいる。

 「イップス」とは精神的な原因でスポーツの動作に支障をきたし、思うようなプレーができなくなる運動障害のことである。ゴルフではパットの際に手が動かなくなる症状が起きることが多い。アプローチやドライバーショットでも過去の失敗がトラウマになって手が思うように動かなくなるケースもよくある。

 ただし勝の場合、症状が表れるのはゴルフ場ではない。その“重い病状”を明かしたのは前週の富士通レディースの時だった。

 9月初旬から1カ月以上も学校に通学していないというので「勉強はやってるの?」と聞いたところ「全然やってないですね」と答えてからこんな話をした。

 「勉強をしようと机の上に教科書を置いてページを開こうとするんですけど、手が動かなくなるんですよ」。遠征にも教科書は持参していてホテルの部屋などでも勉強しようと試みてはいる。しかしページを開くことができずに断念。結局、1カ月教科書に目を通すこともできないままというのだ。

 「それ“教科書イップス”だね」と言うと、勝は「そうですねえ」と言ってケラケラと笑った。

 毎週のようにツアーに出場しているため忘れそうになるが、勝はまだ高校2年生。今季の残り試合は出場の予定がないため、今後しばらくは普通の高校生に戻る。

 目下の心配事は12月に控えている期末試験。「試験は大丈夫?」と聞くと「学校に行って友達としゃべったりすれば大丈夫ですよー」と言ってまたケラケラと笑った。「イップス」は根治の難しい病だが、勝の場合は心配する必要はなさそうだ。(福永 稔彦)

続きを表示

「渋野日向子」特集記事

「ラグビーワールドカップ2019日本大会」特集記事

2015年10月24日のニュース