フェデラー 世界70位にまさかの初戦敗退…錦織との対戦ならず

[ 2015年10月14日 07:37 ]

上海マスターズ2回戦で敗退したフェデラー(AP)

 男子テニスツアー・上海マスターズは13日、シングルス2回戦が行われ、昨年の覇者で世界ランク3位、第シードのロジャー・フェデラー(34=スイス)が、スペインの世界ランク70位のアルベルト・ラモス・ビノラス(27)に6―7、6―2、3―6で敗れる波乱があった。

 フェデラーは全米オープンで準優勝し、その後デビス杯でプレーして以来の試合。サービスエースは相手を圧倒する15本決めながらもストロークが安定せず。「勝てるチャンスはあったが、ものにできなかった」と残念がった。

 モラス・ビノラスとフェデラーは12年のウィンブルドン1回戦で対戦して以来の顔合わせ。その時は3セットとも1―6でストレート負けしていただけに「ロジャー・フェデラーに勝ったのは信じられない」と興奮さめやらぬ様子だった。

 シード勢が順当に勝ち進んだ場合、準々決勝で第6シードの錦織圭(25=日清食品)と対戦するはずだった。錦織は14日の2回戦で、世界ランキング32位で20歳のニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。

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