添田 初戦敗退 16位ゴフィンに完敗「チャンスはなかった」

[ 2015年10月14日 05:30 ]

シングルス1回戦でダビド・ゴフィンに敗れた添田

 男子テニスのマスターズ上海大会は13日に中国・上海で行われ、シングルス1回戦で予選を勝ち上がった世界ランキング119位の添田豪(GODAITC)は、世界16位のダビド・ゴフィン(ベルギー)に4―6、2―6で敗れた。第6シードの錦織圭(日清食品)は14日に行われる見通しの2回戦で世界32位のニック・キリオス(オーストラリア)と対戦する。13日は会場で1時間ほど練習し、初戦に備えた。

 予選2試合を勝ち抜いた勢いだけでは歯が立たなかった。31歳の添田はゴフィンを攻略する糸口を見いだせず、ストレート負け。2セットとも序盤にブレークを許し「余裕を持たせてしまった」と反省した。ショットの強さでは見劣りしなかったものの、添田の返球が浅くなることが多く、ラリー戦で少しずつ押し込まれた。「主導権を握られっぱなし。チャンスはなかった」と完敗を認めた。

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2015年10月14日のニュース