真央復帰に匹敵する衝撃…“高橋2世”と呼ばれる宇野昌磨の凄さ

[ 2015年10月11日 14:15 ]

ジャパン・オープンで強烈なインパクトを残した宇野昌磨

 浅田真央の復帰に沸いたフィギュアスケートのジャパン・オープンで、浅田に匹敵するインパクトを残したスケーターがいた。宇野昌磨、17歳。演技冒頭と後半に4回転トーループを2度成功。完璧な演技で185・48点をマークし、昨季の世界王者・フェルナンデス(スペイン)、11~13年世界選手権金メダルのチャン(カナダ)を上回った。

 今季からシニアに本格参戦する17歳はジャンプだけでなく、表現力や踊りのセンスにも秀でている。昨年10月に現役を引退した、10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔さんのように。宇野は昨オフ、憧れの高橋さんと同じマネジメント会社と契約した。担当者の宇野評は「飾らない男」。高橋さんもまた、飾らない男だった。リンク内外の姿から、宇野は“高橋2世”という表現がしっくりくる。

 昨季は全日本選手権2位、四大陸選手権5位とシニアで健闘したが、主戦場はジュニアだった。今季はフリーの演技時間が、ジュニアの4分から30秒伸びて4分30秒になる。「フリーは後半にすごい疲れる」。ジャパン・オープンのようにミスなくノリノリで推移すれば、フィニッシュまでスタミナは持つ。前半で崩れた時にこそ、真価が問われるだろう。

 初参戦となるシニアのGPシリーズは、開幕戦のスケートアメリカ(23~25日)と第4戦のフランス杯(11月13~15日)にエントリー。その先には上位6人が進出するGPファイナル(スペイン・バルセロナ)を見据える。ちなみに高橋さんのシニア本格参戦は、02―03年シーズン。当時はまだ世界との差は大きく、GP2戦は11、8位だった。宇野はシニア初年度から、旋風を巻き起こしそうだ。(杉本 亮輔)

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