【砂村光信氏 米国戦展望】4年後見据えた起用は“プロの証”

[ 2015年10月11日 08:30 ]

笑顔で練習を見つめるジョーンズHC

ラグビーW杯イングランド大会1次リーグB組 日本―米国

(10月11日 グロスター)
 藤田の先発起用にはW杯の舞台で経験を積ませる意味も含まれているだろう。第2戦で先発した福岡と同じく、藤田も4年後はジャパンの中心となっている選手。メンバーを見ればヘスケスを先発させてもおかしくはないが、ジョーンズHCは今大会で自身が退任するにもかかわらず次世代のことまで配慮したのだと思う。本物のプロの監督だなと感じるし、4年間頑張ってきた藤田には思い切りプレーしてほしい。

 サウの負傷を受け、CTBはケガ明けのウィングをインサイドに、サモア戦はインサイドだった立川をアウトサイドに配した。ウィングに期待するのは体の強さを生かした突破とディフェンス。立川は通常よりも外側から試合を見て指示ができるし、WTBやFBへ指示しやすい利点がある。バックスのリザーブが2人だけだが、サモア戦のようにNo・8ツイをWTBで起用するオプションも準備しており、米国戦はFWを重視した形だ。

 米国は予想通り休養十分のメンバー。身体能力は高いが、基本的には個人技で勝負してくる。ジャパンは4年間の集大成の意味でも負けてはいけない相手。組織と規律で上回り、前半で勝負をつけたい。(元U―23日本代表監督)

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