松山、スコットと13年以来のコンビ “飛ばし屋ペア”倒す

[ 2015年10月8日 05:30 ]

練習ラウンドでの松山。世界選抜でアダム・スコットと組むことに(AP)

8日開幕 男子ゴルフ団体戦プレジデンツ・カップ

 欧州を除く世界選抜と米国選抜が2年に1度戦う男子ゴルフの団体戦、プレジデンツ・カップは8日から韓国・仁川のジャック・ニクラウスGCコリア(7380ヤード、パー72)で開幕する。2大会連続2度目の出場となる松山英樹(23=LEXUS)は初日のフォアサムでアダム・スコット(35=オーストラリア)とコンビを組み、バッバ・ワトソン(36)、J・B・ホームズ(33=ともに米国)の“飛ばし屋ペア”と戦うことが決まった。

 世界選抜主将のニック・プライスが大事な初日の初戦に指名したのが、松山とスコットだった。「素晴らしいチーム。彼らを選ぶことはごく自然なことだった」と主将から期待を寄せられた松山は「プレッシャーですね」と苦笑いしながらも、「相手は2人とも飛ばし屋だけど、アダムも(球が)曲がらないし伸びる。そのへんが凄く楽」と13年大会でもコンビを組んだスコットとの共闘を楽しみにしている様子。スコットも「ヒデキは素晴らしい働きをしてくれる」と絶賛した。

 この日はアウト9ホールをラウンド。「グリーンがぼこぼこしているので、面に乗せないとパットが入らない。ショットの精度が大事」と話し、その後は練習場で入念にショットを確認した。

 ▼大会方式 すべてマッチプレーで行われ、初日は2人が1つのボールを交互に打つフォアサムで5試合、2日目は2人のスコアが良い方を採用するフォアボールで5試合を行う。3日目はフォアサムとフォアボールを4試合ずつ消化する。最終日は24選手全員が出場するシングルスのマッチプレーで争う。勝てば1ポイント、引き分けは0・5ポイント獲得し、4日間の合計ポイントで勝敗が決まる。大会は2年ごとに行われ米国選抜が5大会連続優勝中で通算8勝1敗1分けとリードしている。

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2015年10月8日のニュース