歴史上初めて!鶴竜、日光東照宮で土俵入り「パワーもらった」

[ 2015年10月8日 05:30 ]

日光東照宮の三猿のまねをする(右から)栃煌山、鶴竜、栃ノ心

 大相撲の横綱・鶴竜が栃木・日光東照宮で歴史上初めて土俵入りを奉納した。徳川家康の四百回忌を記念する行事の一環で企画され、当初は白鵬が行う予定だったが、秋場所休場により交代。太刀持ちに栃煌山、露払いに栃ノ心を従えて、約2000人が見守る中で雲竜型を披露した。

 大役を終えた横綱は「エネルギーとパワーをもらった」と満足げ。土俵入り前には“見ざる言わざる聞かざる”で有名な三猿の木彫りを見学し「意味を教えてもらった。人間の人生を表すと聞いた」と腑(ふ)に落ちた様子だ。秋場所では変化を多用して批判を浴びたが、最後まで自分を貫いて優勝。余計な雑念にとらわれない大切さを示す“三猿”に思いをはせた?

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