イングランド、聖地で屈辱「失望のW杯」 1次L敗退に英メディア

[ 2015年10月4日 19:03 ]

 ラグビーのワールドカップで3日、地元開催のイングランドがオーストラリアに屈して史上初の1次リーグ敗退が決まり、英メディアは「失望のW杯」「夢が終わる」などと大々的に報じた。

 英BBC放送は失意に包まれた聖地トゥイッケナム競技場から速報で「ホストチームの1次リーグ敗退は史上初の屈辱」と繰り返し報道。英紙ガーディアンは「ランカスター監督が謝罪」と見出しを掲げ、サンデー・タイムズも「国を失望させた」とロブショー主将のコメントを載せて衝撃の大きさを物語った。

 元イングランド代表の司令塔で2003年W杯優勝に貢献したジョニー・ウィルキンソン氏はテレビ番組で「世代交代を進めている若いチーム。痛みを伴う結果で物足りないが、この苦い経験が将来の成功に必ず生きる」と祈るように話した。(共同)

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2015年10月4日のニュース