内村 世界選6連覇へ気合「ライバルは自分自身。敵は跳馬」

[ 2015年10月4日 05:30 ]

日本体操・トランポリン代表応援キャラクターの鉄腕アトムとポーズを取る(左から)加藤、内村、白井、田中

 体操の男子日本代表は世界選手権(23日開幕、英グラスゴー)に向けた合宿を都内で公開し、個人総合6連覇を狙う内村航平(26=コナミスポーツク)は「(ライバルは)自分自身になると思う。最大の敵は跳馬」と気合を入れた。

 実戦形式の練習後に、9月の全日本シニア選手権で失敗した跳馬の「リ・シャオペン」を入念に確認。「(完成度は)ようやく半分くらい。あとは高さ」と世界舞台を見据えた。また、体操・トランポリン日本代表応援キャラクターに「鉄腕アトム」が決定して対面。「10万馬力のパートナーを得てとても心強く感じている」と握手を交わした。

 団体では37年ぶりの世界一を狙うが、8月に左足首を捻挫した加藤凌平(22=順大)はまだ着地ができない段階。水鳥寿思監督(35)は「ギリギリの判断になると思う」と直前まで回復を待つ方針を示した。

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2015年10月4日のニュース