リーチ主将 勝利第一にPG選択「サモアが何をやってくるか…」

[ 2015年10月4日 01:25 ]

<日本・サモア>前半終了間際、トライを決めた山田(14)を祝福するリーチ(中央)ら

ラグビーW杯イングランド大会1次リーグB組 日本代表26―5サモア代表

(10月3日 英国・ミルトンキーンズ)
 サモア戦でも強いキャプテンシーで日本代表を引っ張ったリーチ主将。格上サモアを下し今大会2勝目を挙げたが、試合後は浮かれることなく「相手にプレッシャーをかけることができたのが勝因」と冷静に振り返った。

 歴史的勝利を挙げ日本列島を震わせた南アフリカ戦を再現するかのような、ミスや反則の少ない統制のとれた試合運びだった。「練習からそれを意識してやってきましたから」と話すと「練習通りの試合ができた」ときっぱり。また、自身は残り5分で両足がつってしまったが「周りの選手はよく動いていたと思う」と仲間を称えた。

 後半20分のペナルティーゴールを決めた場面。トライの選択もあったが「サモアは何をやってくるか分からない。そのゴールを決めてからトライを狙いにいこうと思った」と勝利を優先した結果だったことを説明した。勝ちにいってしっかり勝利。11日(現地時間)の米国戦へ向けて「今まで以上にいい試合をしたい」と力強く話した。

続きを表示

この記事のフォト

2015年10月4日のニュース