フランス陸連 東京五輪へ飛騨御嶽高原で強化合宿

[ 2015年10月2日 05:30 ]

飛騨御嶽高原高地トレーニングエリアにある日和田ハイランド陸上競技場。御嶽山の姿も見える(岐阜県提供)

 フランス陸連が2017年から東京五輪が開かれる20年まで、強化合宿地として岐阜県を選んだことが1日、分かった。飛騨御嶽高原高地トレーニングエリア(高山市、下呂市)を使用する。古田肇知事と両市長が11月にフランスを訪れ、基本合意書に調印する。

 県によると、マラソンを含む中長距離走の選手が利用する。フランス陸連は14年に同地を視察しており、標高1700メートルと1300メートルの2カ所にある全天候型陸上競技場を「種類に富んだ練習ができる」と評価。07、08年にはナショナルチームが北京五輪の事前合宿などでも利用していた。

 同エリアは標高1200~2200メートルにある文部科学省指定のナショナルトレーニングセンター拠点施設。県は国内外からスポーツ合宿を誘致しており、英オリンピック委員会も東京五輪事前合宿地の候補としている。

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2015年10月2日のニュース