三重 疲労にも勝った!国体サッカー女子で9年ぶりV

[ 2015年10月2日 05:30 ]

 国民体育大会「2015紀の国わかやま国体」第6日は1日、和歌山県上富田スポーツセンター球技場などで行われ、サッカーの女子決勝はなでしこリーグの伊賀で臨んだ三重が東京(選抜)に3―0で快勝、9年ぶり2度目の優勝を果たした。少年男子決勝はともに選抜チームの神奈川と福岡が0―0のまま延長でも決着せず、両チーム優勝となった。重量挙げの少年105キロ級は丸本大翔(岡山・水島工高)がスナッチ142キロ、ジャーク181キロ、トータル323キロのいずれも高校新記録で勝ち、昨年に続いて選抜大会、全国高校総体と合わせての3冠を達成した。

 伊賀の単独チームで戦った三重が学生中心の東京を退けた。主将の那須は「しっかり勝てたことが一番」と笑みを浮かべた。27日に三重でリーグ戦をこなし、28日の1回戦から連戦で疲労が蓄積した。それでも夏場から取り組んできた栄養面の改善で体力を維持し、運動量を落とすことなく順当に勝ち上がった。なでしこリーグのレギュラーシリーズは8位と苦戦した。1部残留へ、7位以下による2回戦総当たりのエキサイティングシリーズは11日が初戦。松長は「勝つことでチームの雰囲気が良くなった」と収穫を得た様子だった。

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2015年10月2日のニュース