塩田 悪天候攻略、単独トップ!17番でイーグルも

[ 2015年10月2日 05:30 ]

笑顔で記者の質問にこたえる塩田

スポニチ主催内閣総理大臣杯第46回日本社会人ゴルフ選手権第1日

(10月1日 神奈川県相模原市 相模原ゴルフクラブ東コース=7254ヤード、パー72)
 長い距離のコースに雨も加わる難しい条件の中、塩田一史(48、写真)が17番でイーグルを奪うなど1オーバー、73で単独トップに立った。シード選手の柳沢信吾(50)ら4人が2打差で続き、さらに1打差の6位に6人が並ぶ激戦の展開となっている。
【大会全成績】

 ≪前回王者・中村 風に苦戦≫ディフェンディングチャンピオンの中村正美は77と伸ばせず12位でのスタートに「パー3だけで4オーバー、風の判断が難しかった」と悔しそうだった。いすゞ自動車勤務のサラリーマンだけに関東予選、関東大会を免除されるシード出場は「やはり何度も出なくていいのは助かります」と言う。トップとは4打差あるが、昨年は5打差を逆転しており、「攻めるところは攻めて、あとは拾ってまとめる自分のゴルフをします」とV2は諦めていない。

 ≪66歳北海道王者・浜田 出遅れも「楽しめます」≫66歳のシニアながら北海道チャンピオンとして出場の浜田秀樹=写真=は「8、9番でボギー、ダボはもったいないけど、初めてのコース。まあ良かったんじゃないかな」と82の55位にも納得の表情だ。建築士の仕事をリタイアし、現在はアパート経営をしながら週2回のラウンドを楽しんでいる。今大会は初参加ながら全国規模の競技会は経験しており「なかなかチャンスのない名門コースをプレーできるし、個々のレベルに合わせて楽しめます」と大会の魅力を語っていた。

 ▼1位・塩田一史 雨、風の中で耐える我慢のゴルフでした。17番(パー5)では残り155ヤードの第3打が入ってイーグルという幸運もありました。でもまだ初日、明日も全力で頑張るだけ。(1イーグル、1バーディーの73)

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