日本、カタール下し18年ぶり4強 五輪出場望みつなぐ

[ 2015年10月1日 19:57 ]

カタールを下し、準決勝進出を決め喜ぶ田臥(左端)ら日本選手
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 バスケットボール男子で来年のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねたアジア選手権は1日、中国の長沙で準々決勝が行われ、世界ランキング47位の日本は48位のカタールを81―67で下した。1997年以来9大会ぶりに準決勝進出を決め、来年の世界最終予選に進む権利を確保した。今大会は優勝チームが五輪出場権を獲得し、2~4位が世界最終予選に回る。

 日本は敗れれば五輪出場の道が絶たれる一戦で、立ち上がりに相手を運動量で上回ってリードを広げた。前半を古川(リンク栃木)らの活躍で46―32で折り返し、逃げ切った。

 2日の準決勝でフィリピン―レバノンの勝者と対戦する。

 ▼長谷川健志監督の話 よく頑張った。ベンチも含めたみんなの力で、うれしい。勤勉、協力、組織力がどれだけ大切かを表現しようと話していた。選手たちは全員が積極性とリーダーシップを持って戦った。

 ▼田臥勇太の話 ベンチのメンバーを含めて全員が自分の仕事をしようと気持ちがこもっていた。どこの国にも勝つチャンスはある。満足せず、上を目指してやっていかないといけない。(共同)

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