２６歳・朝弁慶が新十両　九州場所番付編成会議

新十両昇進が決まり、ガッツポーズする朝弁慶

　日本相撲協会は３０日、東京・両国国技館で大相撲九州場所（１１月８日初日・福岡国際センター）の番付編成会議を開き、朝弁慶（２６）＝本名酒井泰伸、神奈川県出身、高砂部屋＝の新十両昇進を決めた。

　神奈川県からの新十両は、朝弁慶の部屋の先輩でもある１９９３年春場所の朝相洋（後の朝乃翔）以来。元横綱朝青龍らが所属した高砂部屋からは、２００６年夏場所の皇牙以来の関取誕生となった。

　再十両はともに幕内経験者の２人で、東龍（２８）＝本名サンドゥイジャブ・トドビレグ、モンゴル出身、玉ノ井部屋＝が５場所ぶり、大道（３３）＝本名中西健二、東京都出身、阿武松部屋＝は２場所ぶりの復帰となる。

　年寄「西岩」を襲名した元関脇若の里ら８人の引退も発表された。