錦織圭 楽天オープンは「連覇を狙いたい」

[ 2015年9月24日 14:41 ]

高反発マットレス「エアウィーヴ」新CM発表会に出席したプロテニスプレーヤーの錦織圭

 プロテニスプレーヤーで世界ランキング6位の錦織圭(25=日清食品)が24日、都内で行われた高反発マットレス「エアウィーヴ」新CM発表会に出席。2週間後に控えた楽天ジャパン・オープン(10月5日開幕)へ向け「連覇を狙いたい」を意気込みを語った。

 錦織は全米オープンではまさかの一回戦負けに終わったが、男子テニス国別対抗戦デ杯ワールドグループ入れ替え戦では、エースとしてシングル2試合に勝利。日本の残留に貢献した。デ杯を振り返り、「(通常の大会とは)プレッシャーの質が違う。重圧がある。戦い抜くことによって得られる経験値もあるので、今回も有意義だった」。エースとして日本チームを引っ張る立場にも「自分の経験談だったりを聞かせて、自信を持たせてあげることも自分の役目かなと思っていた。威厳を見せられたかは不安ですけど、いつも以上に後輩たちには声をかけた」。

 全米での1回戦敗退には「一回戦負けという形はもちろん悔しい」としながらも「1試合だけを見たらいろいろなことを考慮すればただの1試合に過ぎない。次を見るしかない。あまり振り返っていても仕方ない」と前向き。「いいタイミングでデ杯というチーム戦で違うモチベーションを感じることができ、2試合いい試合ができた。やる気も自然と出て、楽天に向けていいモチベーションにもなれた」とデ杯での戦いがいい影響を及ぼしたことを明かした。

 15年の戦いを振り返り、「早かった。今までで一番早く感じた。それだけ集中してどの大会も過ごしてたんだろうなと」と充実の表情を浮かべた錦織。楽天オープン、上海マスターズ(10月11日開幕)と大会は続く。「(ツアーファイナルの)ロンドンに向けて、確定しているわけではないので、しっかりと準備して、まずは楽天と上海のアジアでいい結果を残して、最後を締めくくりたい。(楽天オープンでは)できれば連覇を狙っていきたい。日本でいいプレーが数年、でき始めているので、自信を持って臨みたい」。

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