「これからが勝負」サモア戦へファンが日本代表鼓舞

[ 2015年9月24日 09:35 ]

<日本・スコットランド>スコットランドに敗れ、肩を落とす日本フィフティーン

ラグビーW杯イングランド大会 日本10―45スコットランド

(9月23日 グロスター)
 「まだ終わりじゃない」「これからが勝負」。23日のスコットランド戦に完敗したものの、試合後、英西部グロスターのスタジアムに集まった日本のファンからは次のサモア戦を見据え、選手を鼓舞する声が上がった。

 埼玉県川口市の公務員中村宏さん(48)は「世界は甘くなかった。これでリーグは混戦になると思うので、次の試合には挑戦者という気持ちで臨んでほしい」と話した。

 東京都の30代の自営業男性は「20年ほどラグビーをしているが、ラグビーの怖さを知った。後半に流れが一気にスコットランドに行ってしまった」と重なった日本のミスを悔やんでいた。神戸市の主婦石川奈央さん(29)は「次のサモア戦も頑張って」とエール。長年日本代表を応援している東京都の女性会社員は「これまでで最高のチーム。自信を持って戦ってほしい」と力強く語った。

 スコットランドのファンも日本の健闘をたたえた。ジーン・ガードナーさん(67)は「試合前は負けるかもしれないと思い、怖かった。日本の方が動きは速かった」。アダム・ギャンブルさん(47)は「日本の選手は疲れているようだったが、全体的に非常にいい動きをしていた」と話した。(共同)

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2015年9月24日のニュース