奈良&土井組 ラグビー級金星!第1シード撃破「まさか勝てるとは」

[ 2015年9月22日 05:30 ]

ダブルス1回戦を突破し、抱き合って喜ぶ土居(手前)、奈良組

 女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープは21日開幕し、東京・有明テニスの森公園で行われ、シングルス1回戦で、主催者推薦で出場した米国在住の17歳、大坂なおみはバルボラ・ストリコバ(チェコ)に5―7、2―6で敗れた。ダブルス1回戦は土居美咲(ミキハウス)奈良くるみ(安藤証券)組が第1シードのラケル・コップスジョーンズ、アビゲイル・スピアーズ組(米国)に競り勝ち、準々決勝に進んだ。穂積絵莉(エモテント)加藤未唯(佐川印刷)組も8強入りした。

 ダブルスの土居、奈良組が第1シードの米国ペアを破る波乱を起こした。第1セットを0―4から逆転して奪うと、第2セットは鋭いショットを連発して白星。奈良は「まさか勝てるとは思っていなかった」と目を丸くした。ポイント間できっちりと話し合って立て直す修正力が光った。前週のジャパン女子オープン準優勝から、好調を維持。2人はきょう22日のシングルス1回戦で相対することになっており、土居は「ベストを尽くしたい」と意気込んだ。

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2015年9月22日のニュース