カヌー矢沢亜季、決勝進出ならずもリオ五輪代表に決定

[ 2015年9月20日 05:30 ]

矢沢亜季

 カヌーのスラローム世界選手権第4日は19日、ロンドンで行われ、女子カヤックシングル準決勝で23歳の矢沢亜季(昭和飛行機工業)が25位となり、決勝進出は逃したが、国別15位以内を確保して来年のリオデジャネイロ五輪出場枠を獲得した。日本カヌー連盟は今大会で出場枠を得た日本人最上位選手を五輪代表にすると定めており、矢沢は初の五輪代表に決まった。

 昨年の仁川アジア大会で銅メダルを獲得した矢沢は12年ロンドン五輪の男子カヤックシングルで9位に入った矢沢一輝(善光寺大勧進)の妹。「五輪出場枠を獲った実感が全くない。失敗が多く、悔しい気持ちでいっぱい。自分らしさが出せなかった。来年の五輪へ課題がたくさんある」と気を引き締めた。

 ◆矢沢 亜季(やざわ・あき=カヌー・スラローム女子カヤックシングル)14年仁川アジア大会銅メダル。駿河台大出、昭和飛行機工業。1メートル56、52キロ。23歳。長野県出身。

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