14歳美誠 五輪団体戦メンバー候補選出「銀メダル以上を狙う」

[ 2015年9月19日 21:48 ]

卓球女子代表候補の(右から)石川佳純、伊藤美誠、福原愛

 日本卓球協会は19日、都内で理事会を開き、16年リオデジャネイロ五輪代表候補選手を選出し、女子団体メンバーとして14歳の伊藤美誠(スターツ)が選ばれた。

 シングルスには石川佳純(全農)、福原愛(ANA)が選出され、アジア予選(4月、香港)に出場する。伊藤は9月発表の世界ランキングで、石川5位、福原6位に次ぐ日本選手3番手となる10位につけていた。出場すれば、04年アテネ五輪に高校1年、15歳で出場した福原愛と並び、最年少出場となる。

 伊藤は「きょう囲み(取材)あるから」と言われ、「そうなのかな」と代表選出を知ったと苦笑い。それでも初めての夢舞台に「自分のプレーをして、銀メダル以上を狙っていきたい」と話した。

 2度目の五輪となる石川は「1番強い自分でリオの舞台に立って、最高のプレーができるようにしたい」と意気込んだ。チーム最年長となる福原は、この日の練習で五輪での対戦が予想される国の選手の写真を壁に貼ったことを明かし「戦う相手を意識して練習して、リオの舞台で勝てるようにしたい」と話した。

 男子はシングルスに水谷隼(ビーコン・ラボ)、丹羽孝希(明大)、団体戦メンバーとして吉村真晴(愛知工大)が選ばれた。

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