照ノ富士7連勝で単独トップ守る 鶴竜、稀勢らが1敗で追う

[ 2015年9月19日 17:56 ]

佐田の富士(右)を寄り切りで破り、単独トップの7連勝とした照ノ富士

 大相撲秋場所7日目は19日、東京・両国国技館で行われ、ただ一人全勝の大関・照ノ富士は、前頭の佐田の富士を寄り切って7連勝。単独トップを守った。2横綱、2大関を倒して勢いに乗る前頭筆頭の嘉風は関脇の栃煌山を下して5勝2敗とした。

 2度目の優勝へ向け連勝街道を走る照ノ富士は、今場所ここまで白星のない佐田の富士と対戦。上手を取られる中、強引に左からの下手投げに打って出てヒヤリとする場面もあったが、その後は冷静に攻め切り寄り切った。

 好調の嘉風は、前日逸ノ城に敗れて初黒星を喫した栃煌山を相手に、自身も「100点。全部よかった」とうなった会心の相撲。激しいぶつかり合いから一瞬突き放すと、すぐさま中に入ってそのまま寄り切った。

 大関・稀勢の里は前頭・逸ノ城を押し出しで、横綱・鶴竜は前頭・佐田の海を寄り切って、勢、蒼国来とともに1敗を守った。大関の豪栄道は隠岐の海に敗れ3勝4敗と黒星が先行した。

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