居反り宇良 序ノ口デビュー以来の連勝16で止まった

[ 2015年9月19日 05:30 ]

荒篤山に寄り倒しで敗れる宇良(右)はデビュー以来負けなしの記録が途切れた

大相撲秋場所6日目

(9月18日 両国国技館)
 居反りなどの奇手が得意で、関学大から初めて角界入りしたことでも注目された三段目の宇良(木瀬部屋)が、今年夏場所の序ノ口デビュー以来負けなしだった本割で初黒星を喫した。

 連勝が16で止まり「まあ、そういうこともありますよね」とつぶやいた。体の大きい相手に左四つがっぷりに組まれた。生命線の速い動きが止まり、寄りに後退して背中から落ちた。無敗に騒ぐ周囲の声が耳に入り「意識したくなかった」と話したが、肩の荷が下りたのか「これで切り替えて挑める」と前を向いた。

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2015年9月19日のニュース