【砂村光信氏展望】日本、対南ア仕様のベストメンバー 前半10点差以内なら…

[ 2015年9月19日 10:40 ]

南ア仕様の1対1の勝負で守りきれるWTB山田が先発する

ラグビーW杯1次リーグB組 日本―南アフリカ

(9月19日)
 ジャパンは確かにベストメンバーだが、「対南アフリカ」を考慮した選手起用とも言える。WTBに福岡ではなく山田を先発させるのは1対1の勝負で抜くよりも守りきるという意思の表れ。この1年で仕事量が増えた山田はボールを持っていない時の動きが良く、攻撃で相手につかまっても簡単にタッチへは出ずにボールを生かせる。また、左プロップは運動量が豊富な稲垣ではなく、スクラム重視で三上を起用。大きくて重い南アに対し、1メートル78と小柄な三上は低く下から突き上げるスクラムが組める。

 南アは経験豊富なメンバーで固めてきた。ジョーンズHCは07年W杯で南アのアドバイザーとして優勝に貢献しただけに、日本を侮っていない姿勢が見える。日本は攻撃ではボールを継続し、粘り強い守りでロースコアに持ち込みたい。継続するためにはタックルされたボールキャリアーがターンオーバーを防ぐ倒れ方をし、2人目の早いサポートが何よりも大切。前半を10点以内に抑えて折り返したいところだ。

 もちろん勝利を信じたいが、世界ランク3位と13位では40~50点取られるほどの実力差がある。負けたとしても失点が20点台、攻撃で1トライが取れれば大健闘。選手はこれまでの取り組みが間違っていないと確信できるし、大会で相当な成功を収められるはずだ。 (元U―23日本代表監督)

続きを表示

この記事のフォト

「羽生結弦」特集記事

「卓球」特集記事

2015年9月19日のニュース