豊ノ島　出番待ちの悲劇で“痛い白星”「恨む…」

大相撲秋場所５日目

（9月17日 東京・両国国技館）
　豊ノ島が“痛い白星”で１敗を守った。

　取組前に土俵下で出番を待っている際、相撲を取っていた徳勝龍が自身の元に落下。１８０キロの巨漢に左すねをもろに踏まれ、激痛が走った。そんな中で臨んだ安美錦との４０回目の対決を寄り切りで制し、対戦成績は２１勝１９敗。だが、支度部屋では腫れた左すねを氷で冷やし「勝ってるから、ついてるのかついてないのか。（徳勝龍を）責めるわけじゃないけど恨む…」と複雑な表情だった。