嘉風、鶴竜下して連日の金星! 琴奨菊に土、豪栄道はまさかの連敗

[ 2015年9月15日 17:55 ]

鶴竜を押し出しで破り、2日連続の金星を挙げた嘉風

 大相撲秋場所3日目は15日、東京・両国国技館で行われ、前日の取組で横綱・白鵬を下した前頭筆頭の嘉風が、この日は横綱・鶴竜を押し出しで破って連勝。連日の金星を挙げた。

 昨日に続いて横綱との対戦になった嘉風。しかし、臆することなく真正面からぶつかると、白鵬を下した勢いそのままに鶴竜を押し出して金星を挙げた。嘉風が2日続けて横綱を下す展開に、場内は騒然とした雰囲気に包まれた。

 大関・稀勢の里は佐田の富士を寄り切りで下し、危なげなく3連勝を決めた。照ノ富士も同じく3連勝。土俵際で驚異の粘りを見せる大砂嵐を寄り切り熱戦を制した。
 
 大関陣で土がついたのは琴奨菊と豪栄道。琴奨菊は妙義龍に寄り切りで敗れ2勝1敗となった。妙義龍は3連勝。豪栄道はここまで2敗の栃ノ心に突き落としで敗れ、まさかの連敗となった。

 前日は敗れた遠藤と逸ノ城だったが、3日目はともに白星。遠藤は魁聖を寄り切りで、逸ノ城は前日の取組で大関・豪栄道を下した高安を寄り倒しで退けた。高安は逸ノ城に敗れた際に左膝を負傷。自力で立ち上がることができず、車いすに乗せられたまま診療所に直行した。

 3日目を終えて全勝は照ノ富士、稀勢の里、栃煌山、妙義龍の4人だけとなった。
 
 

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