“元祖スーパー高校生”奥原 山口下してスーパーシリーズ初優勝

[ 2015年9月13日 14:49 ]

 バドミントンのヨネックス・オープン・ジャパン最終日が13日、東京体育館で行われ、女子シングルス決勝で世界ランキング9位の奥原希望(日本ユニシス)が同10位の山口茜(福井・勝山高)を2―0のストレートで下し、スーパーシリーズ初優勝を果たした。

 奥原は第1ゲームの競り合いを21―18でものにすると、第2ゲームも7連続ポイントで引き離し、押し切った。

「最近のスーパーシリーズは1回戦敗退が続いていたので不安があったが、ファンの方の声援がパワーになって、最後までシャトルを追いかけることができた」。

 奥原は高校2年だった11年全日本総合を最年少で制した“元祖スーパー高校生”。2度の膝のケガを乗り越え、3大会ぶりのヨネックス・オープン・ジャパンの舞台だった。

 山口は13年にヨネックス・オープン・ジャパンを制し、奥原と同じ高校2年で全日本総合のタイトルをとった有望株。16年リオデジャネイロ、20年東京五輪で活躍が期待される“新旧スーパー高校生”対決は先輩の奥原に軍配が上がった。

続きを表示

2015年9月13日のニュース