セリーナ敗退…凡ミス連発でV4&年間グランドスラム逸した

[ 2015年9月13日 05:30 ]

女子シングルス準決勝でロベルタ・ビンチ(左)に敗れ、握手を交わすセリーナ・ウィリアムズ

テニス全米オープン第12日

(9月11日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 シングルス準決勝で女子第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)がロベルタ・ビンチ(イタリア)に敗れ、大会4連覇と年間グランドスラム達成を逃した。12日の決勝はビンチと第26シードのフラビア・ペンネッタのイタリア勢同士が対戦。男子は第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)がそろってストレート勝ちし、13日の決勝に進んだ。車いすの部は男子シングルス準決勝で2年連続6度目の優勝を狙う第1シードの国枝慎吾(ユニクロ)はベルギー選手を下し、決勝に進んだ。

 昨年の全米から続いた4大大会の連勝が33で止まり、史上4人目の年間グランドスラムの偉業達成も夢に終わった。

 S・ウィリアムズが過去4戦全勝で、1セットも奪われたことがなかったビンチに想定外の敗戦。「どれだけ落胆したかについては話したくない」。第2セットからミスが増え、コートを駆け回ったノーシードの相手とは対照的に足は止まり、手打ちのようなショットが増えた。凡ミスは相手の2倍の40。「今年は4大大会で3勝もできたし、前向きに捉えたい」という言葉がむなしかった。

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