日本 カナダ下し5位に!山内、驚異のクイック決定率100%

[ 2015年9月13日 05:30 ]

<日本・カナダ>第1セット、柳田がスパイクを決める

 バレーボールのワールドカップ男子大会第4日は12日、広島県立総合体育館ほかで行われ、リオデジャネイロ五輪の出場2枠を争い、世界ランキング20位の日本は同14位のカナダを3―0で破り、3勝1敗の勝ち点8で5位に上がった。カナダは1勝3敗。日本は21歳のミドルブロッカー山内(愛知学院大)の速攻やサービスエースで流れをつかみ、最初の2セットを25―17、25―15で圧倒。第3セットも石川(中大)らの得点で25―21と制した。13日はイタリアに挑む。米国はイタリアとの全勝対決を制して4連勝の勝ち点12で首位に立った。

 カナダを圧倒した日本の中で、山内が躍動した。特にクイックは9本全て成功し、決定率は100%。「深津さん(パナソニック)がいいトスをくれて決めることができた」と笑顔。

 第1セットは速攻に加え、無回転の変化球サーブでも得点。山内がクイックを決めると、相手ブロッカーの警戒が強まる。マークが緩くなった石川や清水らが両サイドから強打で加点した。南部監督から石川らと日本の将来を担う存在と期待される21歳が鮮烈な印象を残した。

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