ホストの意地!片山4強 昨季賞金王・孔明との激闘制した

[ 2015年9月13日 05:30 ]

片山晋呉

片山晋呉インビテーショナル・ネスレ日本マッチプレー選手権レクサス杯第2日

(9月12日 北海道恵庭市 恵庭カントリー倶楽部=6988ヤード、パー72)
 2回戦8試合と3回戦4試合が行われ、ホストプロの片山晋呉(42=イーグルポイントGC)が3回戦で小田孔明(37=プレナス)との賞金王対決を2アンド1で制し、4強入りした。今平周吾(22=フリー)、近藤共弘(38=フリー)、武藤俊憲(37=赤城CC)も準決勝に進んだ。

 激闘の末に昨季賞金王の小田を破った片山は「(観客として)自分で見たかったね。相当面白かった。どっちが勝ってもおかしくなかった。孔明も最高だったし、僕も最高だった」と満足げだった。

 片山がリードすると小田が追いつく展開が続いた。1アップで迎えた15番では3メートルのパットを沈めてガッツポーズ。16番を落としたものの、17番で小田よりも距離の長い4メートルのバーディーパットを決めて決着を付けた。午前の2回戦では薗田に圧勝しており「若い選手とも対等にできると感じている」と手応えも口にした。

 前夜は堀川、小平といった若手プロら約30人を招いて食事会を開催。11日が誕生日だった小平のためにシャンパンも振る舞った。もてなし役もしっかりこなして本職のゴルフでも魅せた。ホスト大会制覇まであと2勝。「これ以上ないほど疲れている。大変だなあ、あしたも」と言いながら顔は笑っていた。

 ▼近藤共弘 いいゴルフだった。予選落ちが続いているので(復調の)きっかけになればと思って出場した。調子も良くなっているし気持ちも楽になってきた。

 ▼小田孔明 久々に面白かった。これぞ賞金王同士の戦い。5アンダーで勝てないのだから仕方ない。(片山)晋呉さんは凄くうまかった。

 ▼堀川未来夢 大満足。石川遼くんに勝ったことで反響が大きかった。LINEが40通くらい来た。ANAオープンでは予選を通過して優勝争いしたい。

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2015年9月13日のニュース