宮里美香 ショット苦戦「戻れば自分のゴルフは大きく変わる」

[ 2015年9月11日 08:25 ]

 女子ゴルフのメジャー最終戦、エビアン選手権は10日、フランス南東部エビアンのエビアン・リゾートGC(パー71)で開幕して第1ラウンドが行われ、上原彩子と宮里美香は74、2009、11年大会覇者の宮里藍は2バーディー、6ボギーの75だった。横峯さくらは80と出遅れた。

 レキシー・トンプソン(米国)が66の好スコアをマーク。メジャー5大会全制覇を目指す朴仁妃(韓国)は72で回った。野村敏京は13ホールを終えて3アンダーとした。

 大会は13年に第5のメジャーに昇格した。

 今季のメジャー第4戦、全英リコー女子オープンで7位に入った宮里美はショットで苦戦し「チャンス(の位置)につけられなかった」と出入りの激しいゴルフに疲労感をにじませた。

 スタートの1番(パー4)でダブルボギーを叩き、流れを悪くした。ティーショットが右方向に流れる「悪い癖」が止まらず、後半修正したが、不完全燃焼の3オーバー。それでもパットの調子は良く「ショットが戻れば自分のゴルフは大きく変わる」と巻き返しを期した。

 ▼レキシー・トンプソン(66で回って首位に並ぶ)「最高のスタートが切れた。重要な大会でショットとパットがかみ合った」

 ▼リディア・コ(69で12位スタート)「初日から堅実なゴルフができた。ショットの状態はいい。この調子を続けたい」(共同)

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2015年9月11日のニュース