個人200連勝の沙保里 08、12年に団体の国別対抗戦で黒星

[ 2015年9月11日 05:30 ]

女子53キロ級準決勝 北朝鮮選手(手前)を破り決勝進出を決めた吉田沙保里

レスリング世界選手権第3日 女子53キロ級決勝 吉田沙保里 2―1 ソフィア・マットソン

(9月9日 米ラスベガス)
 個人戦での吉田の連勝が「200」の大台に到達した。最後の敗戦は01年全日本選手権の準決勝で山本聖子に2―3で敗れたもの。02~13年は主に55キロ級、14年から53キロ級で、今大会は5勝を積み上げた。

 ただし08年と12年には国別対抗戦のW杯で1度ずつ敗れた。各階級2キロまで体重超過が認められており08年は米国、12年はロシア選手に敗れた。団体戦を含むと、08年に止まった連勝は「119」、現在は「46」になる。

 ≪カレリンは約13年間無敗≫男子ではグレコローマンスタイル最重量級で一時代を築いた「人類最強」のアレクサンドル・カレリン(ロシア)は連勝数が不明ながら、00年シドニー五輪決勝で敗れるまで約13年間無敗。日本協会によると、1964年東京五輪で金メダルの渡辺長武は189連勝をマークした。

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