“錦織2世”西岡、世界30位に完敗…ベルッシにストレート負け

[ 2015年9月4日 01:53 ]

全米オープン男子シングルス2回戦でストレート負けした西岡(AP)

 テニスの全米オープン第4日は3日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、男子シングルス2回戦で世界ランキング128位の西岡良仁(19=ヨネックス)が同30位で第30シードのトマス・ベルッシ(27=ブラジル)と対戦、0―6、3―6、4―6でストレート負けを喫した。

 錦織同様に盛田ファンドの支援を受け、中学3年から米フロリダ州のIMGアカデミーに留学した“錦織2世”。予選を勝ち上がり、1日の1回戦では世界80位のポールアンリ・マチュー(32=フランス)をフルセットの末で4大大会初勝利を挙げたが、世界30位の“壁”は厚かった。

 第1セット、西岡は第1ゲームでいきなりブレークを許すと、第3、第5ゲームもブレークされ、6ゲームを連取されて、このセットを失う。続く第2セットは第1ゲームでようやくサービスゲームもキープしたものの、第5、第9ゲームでブレークを許して3―6。第3セットは第1ゲームでベルッシのサービスゲームをブレークしたものの、第4ゲームでブレークされ、さらに第8ゲームもブレークを許す。すぐにブレークバックしたものの、第10ゲームでブレークされて19歳の挑戦は終わった。

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