男子やり投げ・新井、決勝で記録伸ばせず9位「力不足です」

[ 2015年8月26日 21:22 ]

男子やり投げ決勝、新井の1投目

 陸上の世界選手権は26日、中国・北京で第5日が行われ、男子やり投げ決勝に臨んだ新井涼平(24=スズキ浜松AC)は83メートル07で9位に終わり、09年大会銅メダルの村上幸史以来、日本人選手2人目の表彰台には届かなかった。

 日本歴代2位の86メートル83の記録を持つ新井。24日の予選では3投目に84メートル66をマークし、全体2位で決勝に駒を進めた。

 12人による決勝。1投目は80メートル81。2投目は83メートル07。だが、ライバルが記録を伸ばす中で、3投目は無念のファール。上位8人には入れず、4投目以降に進むことはできなかった。

 「負けてしまいました。最後(3投目)、手応えあったので残せれば…自分の力不足です。6投、投げられなくてすいません」と新井。淡々とした口調の中にも悔しさをのぞかせていた。

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2015年8月26日のニュース