サニブラウン、決勝進出ならず…準決勝5着「やはり強いなと」

[ 2015年8月26日 21:46 ]

男子200メートル準決勝でレース後、険しい表情を見せるサニブラウン

 陸上の世界選手権は26日、中国・北京で第5日が行われ、男子200メートル準決勝で、サニブラウン・ハキーム(16=東京・城西高2年)は20秒47で2組5着に終わり、決勝進出はならなかった。

 前夜の予選では世界に衝撃を与えた。予選4組の2位で準決勝に進出。100メートル&200メートルの今季世界ランク1位のジャスティン・ガトリン(33=米国)に次ぐ順位で、自己ベストに0秒01差の20秒35をマーク。その走りにはガトリンも「驚くべき若者だね。16歳で準決勝なんて信じられない」と称賛した。

 この日の準決勝では再びガトリンと同じ2組に入った。9レーンのサニブラウンは、先行する7レーンのガトリンに追いすがり必死の激走も、結果は5着。05年にウサイン・ボルト(29=ジャマイカ)が記録した18歳355日を抜く大会最年少決勝進出はならなかった。

 レースを終えたサニブラウン「やはり強いなとあらためて感じました。きのう一本走っているので緊張はしなかったが、いつもより疲労感がきつかった。後半、バラバラになってしまった」と世界舞台の厳しさを痛感していた。

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