日本、ケニア下し2戦連続のストレート勝ちで2位キープ!

[ 2015年8月26日 20:47 ]

<日本・ケニア>第3セット、ポイントを取り喜ぶ木村(中)ら日本選手たち

バレーボールW杯女子大会第4日 ○日本3―0ケニア●

(8月26日 東京・国立代々木競技場)
 リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会は26日、東京・国立代々木競技場などで第4日が行われ、世界ランク4位の日本は同19位のケニアと対戦し、25―15、25―20、25―12で2戦連続のストレート勝ち。通算3勝1敗で勝ち点を10とし2位をキープした。

 24日の試合でキューバにストレート勝ちした日本は、第1セットから自分たちのリズムで試合を進めた。キューバ戦は温存策で先発から外れたエース木村沙織(29=東レ)が先発復帰。要所でアタックを決めて25―15と先取した。

 第2セットは序盤にポイントの奪い合いが続いたが、木村が決定率の高いスパイクを連発してチームをけん引。ケニアとのポイント差を広げていった。セット途中には迫田さおり(27=東レ)が出場。じりじりとケニアが追いついてきたが、迫田が代名詞のバックアタックを決めて25―20とし、日本が第2セットも奪った。

 勢いに乗る日本は第3セットも主導権を握る。今大会好調の19歳古賀紗理那(NEC)が躍動。古賀が驚異的な高さからのバックアタックを見せると観客席からどよめきが起きる場面もあった。ヤングエースに負けじと大竹里歩(22=デンソー)がクイック、エースの木村沙織がバックアタックでポイントを稼ぐなど全メンバーが奮闘した。最後はケニアを突き放し25―12で試合を決めた。

 ▽リオデジャネイロ五輪への道 出場枠は12で、開催国のブラジルは決定している。W杯上位2チームが出場権を獲得。アジア、アフリカ、欧州、南米、北中米の各大陸予選の優勝国、16年5月の世界最終予選(東京体育館)で4カ国が決まる。アジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催される。

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