新国立観客席に冷房必要 五輪相と文科相一致

[ 2015年8月26日 13:40 ]

 遠藤利明五輪相と下村博文文部科学相は26日、文科省内で会談し、2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアムとなる新国立競技場の観客席に冷房設備を導入する必要性で一致した。

 7~8月の五輪開催中は熱中症への懸念もあり、遠藤氏は「観客の暑さ対策が大変だ」と指摘、下村氏は「冷房は必要だ。特に障害者に対する配慮が大事だ」と応じた。

 会談後、遠藤氏は記者団に「冷房はほしいという気持ちと、コスト的にきついという気持ちが交錯している」とも語り、総工費の抑制の観点も踏まえ「政治家として決断する」と強調した。

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2015年8月26日のニュース