原案活用なら19年完成可能 新国立見直しでザハ氏

[ 2015年8月26日 12:21 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックのメーンスタジアム、新国立競技場の建設計画見直し問題で、原案デザインを担ったザハ・ハディド氏の建築事務所は25日、過去2年間で検討した設計概要のビデオ・プレゼンテーションを公表し、原案を有効に活用すれば19年に完成が可能だと主張した。

 同事務所は「価格に見合った質、耐久性を持った持続可能な建物にするための新たな入札を喜んで受け入れる」との声明を発表。デザインの変更はリスクがあると警告した上で「日本の国民と政府が2年にわたってかけた時間と努力、投資を活用すれば、選手やスポーツを愛する人々の新しいホームになる」とした。(共同)

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2015年8月26日のニュース