若の里、父死去 “地元で最後の雄姿”かなわず「まさかです」

[ 2015年8月20日 05:30 ]

化粧まわしをつけて記念撮影する(左から)稀勢の里、若の里、高安

 引退を示唆している大相撲の十両・若の里(39=田子ノ浦部屋)が19日、巡業先の青森県八戸市で、17日に父・古川善造(こがわ・ぜんぞう)さんが心筋梗塞で亡くなったことを明かした。青森県弘前市の自宅で倒れ、救急搬送された病院で息を引き取ったという。72歳だった。若の里は前日の秋田県三種町での巡業後に実家に戻り、故人と対面。「体調は良くはなかったけれど、まさかです」と悲しんだ。

 名古屋場所4勝11敗で幕下陥落が濃厚となり、現役を退く決意を固めたが、引退発表は先延ばしにしてきた。それは地元青森で巡業があるからで、そこで家族に現役最後の姿を見せるためだった。その願いはかなわず「まさかこのタイミングとはね。きょうもあすも見に来てほしかった。(名古屋場所千秋楽の)最後の相撲を見届けて、力が抜けちゃったのかな」と残念がった。

 この日はいつも通り稽古や取組をこなし、ファンからは大歓声を浴びた。20日の青森県野辺地町巡業まで予定通り参加する意向だ。通夜は21日、葬儀は22日とした。「まずはオヤジのことより巡業優先です」と気丈に振る舞った。

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