松山、2日連続のオーバーパーに嘆き節「戦えない」

[ 2015年8月10日 05:30 ]

第3ラウンド、13番でラフからショットを放つ松山

世界ゴルフ選手権シリーズブリヂストン招待第3日

(8月8日 米オハイオ州アクロン ファイアストーンCC=7400ヤード、パー70)
 49位から出た松山英樹(23=LEXUS)は2バーディー、5ボギーの73とスコアを落とし、通算7オーバーの58位と順位を落とした。56位から出た小田孔明(37=プレナス)は4バーディー、3ボギーの69で通算4オーバーの45位とやや盛り返した。63をマークしたジャスティン・ローズ(35=英国)がジム・フューリク(45=米国)とともに通算9アンダーで首位に並んだ。

 松山の表情はこの日もさえなかった。2番で第1打を左隣のホールに打ち込み、ボギーが先行すると、4番はパーオンを逃した上に2メートルのパーパットを外した。生命線のショットが乱れる中、10番で初めてバーディーを奪取。ところが今度は「11番から17番まで全部惜しかった」とグリーン上で苦戦。最終18番でカラーからパターで7メートルを沈めてバーディーフィニッシュも2日連続のオーバーパーに「今のショットじゃ戦えない」と嘆き節が続いた。

 13日には今季最後のメジャー、全米プロ選手権が開幕する。「これだけ悪いと(何かを)変えないとうまくいかないと思って少しずつ練習の時から変えてやっているが、なかなかうまくいかない」と悩みは深い。光明を見いだしたい最終日。「来週に向けていい形で締めくくられたら」と祈るように話すしかなかった。

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2015年8月10日のニュース