東京五輪エンブレム酷似問題 佐野研二郎氏が5日に“反論”会見

[ 2015年8月3日 16:25 ]

 2020年東京五輪の公式エンブレムがベルギーの劇場のロゴなどと似ていると指摘されている問題で、エンブレムをデザインしたアートディレクターの佐野研二郎氏が5日に東京都内で記者会見を行うことが決まった。大会組織委員会が3日、発表した。

 佐野氏は7月31日、大会組織委員会を通じて「報道されている海外作品については全く知らないものです。制作時に参考にしたことはありません。この東京2020エンブレムは、1964年の作品へのリスペクトを持ちながら、日本らしさを自分の中で追求してデザインしました。海外出張中のため、コメントを出すことが遅れてしまい、申し訳ありませんでした。帰国後、皆様にご説明できる場を設定させていただきたいと考えております」とコメント。

 ベルギーのリエージュ劇場のロゴをデザインしたオリビエ・ドビ氏は「私としてはエンブレムの取り下げや変更を想定している」とエンブレムの使用停止を求める書簡をIOCと組織委に送っている。

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2015年8月3日のニュース