美香、スコア伸ばせず7位タイ終戦…メジャー初制覇ならず

[ 2015年8月3日 01:50 ]

3番、パーパットを沈めた宮里美(AP)

 USLPGAツアー全英リコー女子オープン最終日は2日、英国ターンベリーのターンベリー・エイルサコース(6410ヤード、パー72)で行われた。通算6アンダーで首位と2打差の4位でスタートした宮里美香(25=NTTぷらら)は、1イーグル、2パーディー、5ボギーと出入りの激しいゴルフでスコアを伸ばせず73。通算5アンダーで7位タイに終わった。優勝は65をマークし、通算12アンダーと伸ばした朴仁妃(パク・インビ=韓国)でメジャー7勝目となった。 

 
 宮里美は1番で3メートルのバーディーパットを入れて好スタートを切った。4番パー3でティーショットを奥に外してアプローチを寄せきれずにボギーを叩いたが、7番パー5で2オンに成功し、2パットのバーディー。前半は1つスコアを伸ばして通算7アンダーで折り返した。

 だが、後半の11番パー3でパーパットを外し痛恨のボギー。14番パー5ではアプローチショットを直接ねじ込みイーグルを奪ったが、15番パー3、16番パー4と連続ボギーを叩いた。最終18番もパーパットが決められずボギーでフィニッシュした。
 
 過去に海外メジャーを制した日本人は樋口久子(77年全米女子プロ選手権)と井戸木鴻樹(13年全米プロシニア選手権)の2人だけ。女子に限れば38年ぶりのメジャー制覇に迫った宮里美だったが、快挙は持ち越しとなった。

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