白井は床で金、跳馬銀 体操アジア選手権、日本勢4冠

[ 2015年8月2日 19:23 ]

男子床運動決勝の演技を終えガッツポーズをする白井健三

 体操のアジア選手権最終日は2日、広島市の広島県立総合体育館で種目別決勝が行われ、男子は白井健三(日体大)が得意の床運動で16・450点をマークして金メダルを獲得、跳馬でも2位になった。

 日本勢は計4種目を制し、あん馬の萱和磨(順大)、つり輪で山室光史(コナミスポーツク)、鉄棒は田中佑典(コナミスポーツク)がそれぞれ優勝した。

 女子は15歳の宮川紗江(セインツク)が跳馬で14・812点の2位に入り、床運動でも3位。個人総合を制した杉原愛子(大阪・梅花高)は段違い平行棒と床運動で銀メダルを獲得。寺本明日香(中京大)は平均台で2位に入った。

 ▼山室光史の話 (金メダルのつり輪は)しっかり着地も止めにいった。優勝しようと思って、それができた。今後にもつながると思う。

 ▼田中佑典の話 (鉄棒の金メダルに)プレッシャーを力に変えられるようになってきた。安定した演技ができたので、それは自信につながる。

 ▼早坂尚人の話 (床運動で2位に)納得のいく演技ができた。いい経験になったし、試合に(調子を)合わせることができてきた。

 ▼杉原愛子の話 (床運動、段違い平行棒でいずれも2位に)緊張していたのでほっとした。0・1点をもっと大切にしようと思った。世界選手権に向けて(出来栄えを示す)Eスコアを伸ばしていきたい。

 ▼寺本明日香の話 (平均台で2位も)とても緊張して、ふらふらだった。出来としては70パーセントぐらい。最後にしっかり着地できたのは収穫になった。(共同)

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2015年8月2日のニュース