シンクロ日本４つめメダル！フリーコンビネーションでも銅

フリーコンビネーションで３位に入り、銅メダルを手に笑顔を見せる日本選手

水泳世界選手権第８日

（7月31日 ロシア・カザニ）
　シンクロナイズドスイミングは非五輪種目のフリーコンビネーション決勝で日本（乾、三井、中村、箱山、田崎、吉田、中牧、丸茂、小俣、林）は９３・８０００点で銅メダル。また３１日のチーム・フリールーティン（ＦＲ）決勝でも日本（乾、三井、中村、箱山、吉田、中牧、丸茂、林）は銅メダルを獲得した。

　３１日のチームＦＲ決勝で日本が雪辱した。デュエットＦＲでウクライナに苦杯をなめさせられた前夜。井村ヘッドコーチは選手村で「むかつくなあ、腹立つなあ」とつぶやき続けていたという。ミーティングで選手に「腹を立てなさい」と闘志に火を付け、選手も「ここで負けるわけには」（三井）と応えた。荘厳な音楽に乗せたプログラムを８人が息を合わせて演じた。リオデジャネイロ五輪で行われる４種目でウクライナを３度退け、表彰台に立った。井村コーチは「ぎりぎりの勝負を経験することで練習では与えられないものを得られる」と喜んだ。

　【シンクロナイズドスイミング】▽フリーコンビネーション決勝　（１）ロシア９８・３０００点（２）中国９６・２０００点（３）日本（乾、三井、中村、箱山、田崎、吉田、中牧、丸茂、小俣、林）９３・８０００点