史上初夏冬開催へ 22年冬季五輪招致の北京、大気汚染改善アピール

[ 2015年7月29日 05:30 ]

 22年冬季五輪開催を目指す北京の招致委員会は28日、クアラルンプールで記者会見し、国際オリンピック委員会(IOC)が評価報告書で懸念を示した大気汚染や雪不足について「心配ない」などと訴えた。開催都市は31日のIOC総会で決まる。

 北京は史上初の夏冬開催を目指し、アルマトイ(カザフスタン)と争う。フィギュアスケート・ペアの五輪覇者で招致大使を務める趙宏博さんと申雪さんの夫妻も出席し、趙宏博さんは「大気汚染は改善している」とアピール。広報担当者は「5月10日に15センチの降雪があった。雪は十分にある」と強調した。

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2015年7月29日のニュース