男子は1回戦惜敗 団体五輪出場は来年最終予選までお預け

[ 2015年7月29日 05:30 ]

 日本男子は1回戦で中国に惜敗し、五輪出場を決められなかった。試合は4セットを終えて4―4。シュートオフでも同点だったが、最高点の差で屈した。

 前回ロンドン五輪で個人銀メダルの古川は「練習ではもっと当たっていた。1、2セット目は僕も本調子ではなかった。終わったことは仕方がない。切り替えてやりたい」と、今大会で団体出場権を逃した現実を受け止めた。個人上位8人(既に出場を決めた国・地域を除く)に入れば個人出場枠をつかめるため、目標をそこに向けた。五輪の団体出場枠は、来年の最終予選でも獲得の可能性がある。

 ▽アーチェリーのリオデジャネイロ五輪出場枠 世界選手権団体戦の上位8チームに、団体と個人3の出場枠が与えられる。既に団体で枠を得た国・地域の選手を除いて個人戦の上位8選手も出場枠を得られる。日本の男子は今大会で五輪出場を逃した場合でも、大陸別予選となる11月のアジア選手権、最終予選を兼ねた来年6月のW杯アンタルヤ大会で五輪出場枠を獲得する可能性がある。

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2015年7月29日のニュース