エディージャパン、W杯へ情報戦「手の内明かさない」

[ 2015年7月21日 05:30 ]

 ラグビーのパシフィックネーションズ杯(PNC)に参戦している日本代表は19日(日本時間20日)、20―6で快勝した初戦のカナダ戦から一夜明け、完全休養に充てた。次戦は24日(同25日)に米国・サクラメントで、W杯の1次リーグで同組の米国と対戦する。

 エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチはあらためて「相手には何も手の内を明かさない。ムハマド・アリのように、賢くボクシングをする」とW杯へ向けて情報戦を強調した。選手起用には「交ぜていく」と明言。W杯本番に向けてカナダ戦で出場しなかった選手を起用し、セレクションマッチの意味合いを持たせる。

 一方の米国はこの日、過去2度のW杯で主将を務め、トップリーグのサントリーなどでもプレーしたフランカーのトッド・クレバーをPNCの代表から除外すると発表した。「複数のチーム行動規定違反があった」のが理由という。米国代表でFW歴代1位のトライ記録を保持するクレバーの離脱は、初戦のサモア戦に敗戦したチームに大きな影を落としそうだ。

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2015年7月21日のニュース